わくわく文庫

未就学児~中学生対象「わくわく文庫」とは

「わくわく文庫」は、プロのナレーターの朗読を聞きながら、本を読み進めていく読書支援教材です。

わくわく文庫とは

国語力を育むわくわく文庫

年長・小学生からじっくり育てる

国語力は一朝一夕では身につきません。
生まれる前の母親のお腹の中にいる時から周りのひとに話しかけられた言葉、そして生まれてまだ話すことができない赤ん坊の頃も周りのひとの呼びかけや会話を聞いて、それを徐々に声に出してみて、言葉を覚えていきます。
山登りを最短距離で行こうとすると、急な斜面を頑張って駆け上がらなければなりません。もし、時間をかけてなだらかな道をゆっくり歩けば、道中の風景を感じたり考えたりする余裕を持って登ることができ、いろいろな体験・感覚・表現が身につきます。
中学生になってから「国語力の山」を受験に必要なことのみを学ぶ1本道を急に登るのと、年長・小学生のうちからゆっくり登るのとでは、道中に得られる情報、出会う感情や気づきも違ってきます。どちらがより国語力を鍛えられるでしょうか。

わくわく文庫誕生エピソード

2000年に文部科学省が子どもが本離れ・活字離れをしていることから「子ども読書年」が制定されました。その頃のコスモトピアでも、同じ危機感を持っており、どうすれば子どもが本を読むことができるか、塾で読書しても良いのではと考えていました。
ある時、コスモトピアの学習システムを使用している塾の先生より「アメリカでは速聴が流行っていて、速度を変えて聞くことができる」という話を聞き、読書の際に速度を変更する機能をプラスすることで良い効果があるだろうと思い、その機能を搭載したシステムとして作ることに。そして 2004年、わくわく文庫が誕生しました。
わくわく文庫なら叶えられる!

1子どもが自分で進んで読書する

2読む力・表現力・読解力を鍛えられる

3思考が深まり人間力が醸成される

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教材説明会

国語はすべての教科の礎

国語力は人の話していることや書いていること、また色々な場面の状況や情景を理解する力と、さらに理解したことに対して感じたこと思ったことを表現する力といった複合的な力です。日常生活でも、相手の言っていることがよくわからなかった、また、話したけど上手く伝わらず誤解された、といったことは大人になってもありえることですが、思ったことを誤解なく伝えられる表現の豊かさも国語力の一要素。
国語を「理解できて使える」ことは、日常生活でのコミュニケーションに欠かせない、そしてどの教科でも必ず必要な力です。

わくわく文庫の特長

1

「読書の楽しさ」を体感

特徴1
プロのナレーターの朗読音声を聞きながら、手にした本を読み進めます。活字を読むことが苦手、または未就学児や小学校低学年の生徒さんにも抵抗なく本を読み進めていただけます。
1

「自分の黙読スピード」に合わせる心地良さ

パソコンで朗読音声の再生速度が調節できます。それぞれの生徒さんの黙読スピードに合わせて音声を聞くことで、文章の意味を速く、正確に読むように促します。
また、黙読スピードより少し速い速度に設定すると、自然に速読・速聴を促すことも可能です。
1

豊富な名作・名著の全350冊以上

特徴3
わくわく文庫では、日本と世界の良書・名作といわれる本をご用意しています。古典から新作まで、ジャンルは物語・伝記・フィクション・ノンフィクションとバランス良くそろえています。
未就学児でも楽しめる絵本から、伝記や推理小説など大人でも読みごたえのある本があり、低学年から中学生、さらに大人の方々にも「わくわく」しながら読書ができる書籍ラインナップです。
1

言葉を鍛える「言葉ムービー」&「言葉クイズ」

言葉ムービー

言葉クイズ

特徴4
本を読み終えた後、グレード1とグレード2では作品の中の言葉の意味を深める「言葉ムービー」と「言葉クイズ」があります。読み終えてすぐに取り組むことで、言葉の定着を図ります。
1

理解力を試す「あらすじクイズ」&「プリント問題」

あらすじクイズ

特徴5

プリント問題

特徴5
グレード1とグレード2では、「あらすじクイズ」に取り組むことで、内容の理解を試すことができます。また、グレード1~グレード3では、「プリント問題」に取り組むことで、国語力の基礎を強化させます。
1

感想文を書く前に...

「わくわく文庫」では、読書の後に取り組むさまざまなアウトプット用のプリントを用意しています。読書後すぐに、どんな内容だったのかを「思い出しシート」に、全体の流れを「あらすじシート」に、登場人物の関係を「相関図」にまとめます。

思い出しシート

特徴6

あらすじシート

特徴6

相関図(登場人物)

特徴6
特徴6

感想文シート

特徴6
「わくわく文庫」では、感想文を書くことをおすすめしています。さまざまなシートを活用して自分の考えをまとめ、感想文に向けて段階的に取り組むことができます。

わくわく文庫の構成

わくわく文庫構成図

脳科学から見たわくわく文庫

脳科学から見たわくわく文庫の効果

諏訪東京理科大学 篠原菊紀 教授に脳科学の見地から検証
1. 「前頭葉」を 思考力・想像力・判断力が向上、「人間らしさ」に深く関わる部分にも影響

視覚と聴覚を同時に刺激するとワーキングメモリーを多く作動させることになり前頭葉を鍛えることができます前頭葉を鍛えると思考力想像力判断力が向上されていきその上人の気持ちを感じ取ったり気持ちをコントロールしたり人間らしさに深く関わる部分にも影響していきます。

2. 脳の情報処理速度が向上

子どもたちが普段読んでいる速度で読書している時は、聴覚領以外部分以外は比較的沈静化している、つまりリラックスした状態で読書しています。一方、普段より早い速度で読んでいる時は、脳は情報を早く処理しようと働き、活発に働いています。普段より早い速度に慣れてリラックスして聞けるようになったら、また速度を上げて脳を活性化する、このようなトレーニングをすることで、脳は情報を早く処理しようと働き、それに慣れることで脳の処理速度も増していきます。

脳科学

わくわく文庫感想文コンクール

感想文コンクールで作文力を磨く

特徴1
日本コスモトピアでは、毎年わくわく文庫読書感想文コンクールを開催しています。
子どもたちの物語に対する深い理解が披露されるのはさることながら、子どもたちならではの豊かな発想・感性で感想文を発表していただきます。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンとの取り組み

本を読むことで、世界の子どもたちに本をプレゼントできる
「ルーム・トゥ・リード・ジャパン」

特徴5
子どもたちが「わくわく文庫」で本を読むと、世界の開発途上国の子どもたちへ年間1万冊以上の本が届きます。
日本の子どもたちが、世界の子どもたちとともに学んでいる感覚をもって学習することで、「自分の学びが誰かの学びを応援している」と感じることができます。
日本だけでなく、世界の子どもたちもわくわくする読書体験ができるようにと願っています。

わくわく文庫の特長や機能、活用法などの
お問い合わせは 教材体験会

FAQ

1)わくわく文庫は何歳からはじめられますか?

文字が読めるようになってくる3〜5才からご利用いただけます。
漢字仮名混じりの「花園文庫」から、文字が読めるようになったら「わくわく文庫」のグレード1でさらに文字を覚えながら読書することができます。

2)わくわく文庫にはどのような効果があるのですか?

読書し感想を伝えようとすることで、集中力、情報処理能力、表現力や抽象的思考力など、学習の土台となる基礎的な力が身についていきます。
国語のみならず、どの教科でも必要となってくる力です。

3)わくわく文庫は、どのくらいの期間で効果が見えてきますか?

個人差がありますが、早ければ数週間で効果の表れる子どももいます。大切なのは、比べるのではなく、子ども一人ひとりの成長を見守ることです。
導入された教室からは、学力としてはすぐに実感しづらく、数年後に気が付くという声をよくうかがいます。学習をはじめたばかりの子どもが、昨日より長く集中して本を読んだ、以前よりたくさんの感情や考えを整理して感想文を書いたなど、学習の土台となる基礎的な力の成長は、毎日少しずつ見ることができます。

4)わくわく文庫を続けると子どもはどうなるのですか?

これまでわくわく文庫を長く愛用してきた子どもは、長期的に見て人間としての能力(感受性・洞察力・集中力・表現力)など、測ることが難しい能力が育っています。
人間としての基本的な能力が備わっていて、どんな問題でも自力で理解に努め考えて答えを出すことができるので、国語のみならず数学、英語とさまざまな教科でその成果が見られます。

5)塾で読書をする意味はなんですか?

読書にも先生のケアが必要です。子どもが本当に内容を理解して読めているのか、読んでいる速度は適しているか、先生がチェックし、子どもが戸惑っているところがあれば都度声がけをするなど、サポートすることで、徐々に自力で読書ができるようになってきます。
また、他の子どもが読書をしている環境は、学ぶ場としての意識づくりにも繋がります。

6)音声速度を上げすぎたら、聞き取れなくなりませんか?

音声は目で活字を追うためのサポートとして入っていますので、一つひとつの音声を聞き取って理解することを目指していません。
もちろん、子どもが現状「目で文字を追い、理解できる速度」より早すぎると聞き取れなくなります。心地よく聞き取れる音声より少し早く速度調節をすることで、集中力や情報の処理能力を養うことができます。

7)わくわく文庫がないと、読書ができなくなりませんか?

読書ができるようになるための支援教材としてわくわく文庫がありますので、読み慣れていくことで音声がなくても活字を目で追うことができるようになります。
今までわくわく文庫がないと読書ができなくなったという塾や教室からのお声は聞いたことがありませんのでご安心ください。

8)もともと本が好きな子どもなら、わくわく文庫は必要ないのでは?

わくわく文庫は「読書支援」システムですが、読書のケアをすることで本好きな子どもも、「集中力」や「情報処理能力」など、学習の上で必要な力の基礎づくりが期待できます。
読書後にどれだけ内容を理解しているか確認できるクイズやプリント、その上で感想文を書くことでアウトプットの力も鍛えられます。
「テストで素早く問題を読み、理解し、自分の言葉で回答する力」はどの教科でも、こういった学習の土台となる基礎力が影響してきます。

9)わくわく文庫を始めるには、何が必要ですか?

書籍以外に、わくわく文庫のシステムを操作するためのパソコンまたはタブレット、朗読を聞くためのヘッドフォン、 感想文用紙印刷用のプリンターが必要になります。
また書籍は最初に100~300冊程度ご用意いただきます。

10)子どもが本を読んでいる間、先生は何をしますか?

先生には主に2つの役割があります。
ひとつは読書のサポートです。
子どもの現状の黙読スピードがどのくらいかを把握し、読書のやり方を伝え、本当に文字を目で追って読めているかをチェックしてください。
もうひとつはアウトプットを促すことです。
感想文を書くことへのチャレンジを、子どもの様子を見て声かけをしてください。最初は1、2行しか書けない子どもでも、何度もチャレンジするうちに徐々にたくさんの思いや考えを文章にして書くようになっていきます。

わくわく文庫 書籍タイトル 全350冊以上

わくわく文庫出版 書籍紹介 
※全24冊

"子どもの頃に一度は読んでほしい" 名作をラインナップ。
本に直接書き込んで使う「Note絵本」です。
自分で挿し絵を描いたり、分からない言葉の意味を書き込んだり、世界に一つだけの本が作れます♪

  • 狐

  • やまなし

    やまなし

  • オツベルと象

    オツベルと象

  • 注文の多い料理店

    注文の多い料理店

  • 雪わたり

    雪わたり

  • セロ弾きのゴーシュ

    セロ弾きのゴーシュ

  • どんぐりと山ねこ

    どんぐりと山ねこ

  • 狼森と笊森、盗森

    狼森と笊森、盗森

  • ツェねずみ

    ツェねずみ

  • よだかの星

    よだかの星

  • 手ぶくろを買いに

    手ぶくろを買いに

  • ごんぎつね

    ごんぎつね

  • ざしき童子のはなし

    ざしき童子のはなし

  • 蜘蛛の糸

    蜘蛛の糸

  • 雁の童子

    雁の童子

  • トロッコ

    トロッコ

  • チュウリップの幻術

    チュウリップの幻術

  • 猫の事務所

    猫の事務所

  • 一ふさのぶどう

    一ふさのぶどう

  • カイロ団長

    カイロ団長

  • 魔術

    魔術

  • みかん

    みかん

  • 走れメロス

    走れメロス

  • 高瀬舟

    高瀬舟

花園文庫シリーズ 書籍タイトル一覧(幼児向け書籍) 
※全24冊

『花園文庫』とは、幼児期の早い段階から絵本などで日本語表記(漢字かな交じり文)に親しむことによって、自然に語彙を増やし、日本語を正しく深く理解する力を育てる「石井方式」を取り入れた書籍です。

花園文庫
  • 「みんな友達」
  • 「くしゃみ象さんはお巡りさん」
  • 「ポン太の不思議な冒険」
  • 「ソフトクリーム食べに」
  • 「おかしな王様」
  • 「ポポタンのプレゼント」
花園文庫
  • 「僕のいたずら」
  • 「がっかり蟻君」
  • 「畑の鼠と町の鼠」
  • 「コンキチと十羽のひよこ」
  • 「しましまさんはだあれ?」
  • 「ジルの大冒険」
花園文庫
  • 「大工と鬼六」
  • 「三匹の子豚」
  • 「天狗の羽うちわ」
  • 「ジャックと豆の木」
  • 「聞き耳頭巾」
  • 「金の魚」
花園文庫
  • 「なら梨取り」
  • 「北風のくれたテーブル掛け」
  • 「山婆の錦」
  • 「シンデレラ」
  • 「ヘンゼルとグレーテル」
  • 「金の鵞鳥」
  • 教材説明会
  • 資料請求
  • 電話番号
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